スポンサーサイト
--年--月--日
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
出石に行って蕎麦を食べずに・・・
2012年09月20日
先週の土曜日、ヘリテージマネージャーの研修で出石に行ってきました。

出石と言えば、ソバ・・・。
ではなく、城下町です。歴史的な町屋や建物が多くあります。

現在も住まれているお宅を、外部からこっそり眺めて、歴史的背景の調査です。

ヘリテージマネージャーの受講資格は、建築士でないとダメということはないので、
講習で友達になった仲間と一緒に見て回りました。
設計事務所だけでなく、瓦業者さんや大工さんと一緒に現場を見て回れたので、
いろんな見解でいろんな意見が聞けて、すごく楽しい研修になりました。

出石の支所の近くに、こんな建物を発見!
徳川時代に、小堀遠州が建てた茶室!!
案内板に「此之奥二有リ」と書かれており、書き方がまた興味をそそります!
ものすごく興味がありましたが、門が閉まっていて入ることができず、残念でした。
町歩きの間、いろんな店が並んでいたのでフラフラと立ち寄ることが多かったです。
調査建物リストの中に、陶器屋さんがあり、ただ店に入って見るだけでは申し訳なかったので、
研修記念に花器を買って帰ってきました。

今週のお花です。
背景も変えて、秋らしくしました。

出石と言えば、ソバ・・・。
ではなく、城下町です。歴史的な町屋や建物が多くあります。

現在も住まれているお宅を、外部からこっそり眺めて、歴史的背景の調査です。

ヘリテージマネージャーの受講資格は、建築士でないとダメということはないので、
講習で友達になった仲間と一緒に見て回りました。
設計事務所だけでなく、瓦業者さんや大工さんと一緒に現場を見て回れたので、
いろんな見解でいろんな意見が聞けて、すごく楽しい研修になりました。

出石の支所の近くに、こんな建物を発見!
徳川時代に、小堀遠州が建てた茶室!!
案内板に「此之奥二有リ」と書かれており、書き方がまた興味をそそります!
ものすごく興味がありましたが、門が閉まっていて入ることができず、残念でした。
町歩きの間、いろんな店が並んでいたのでフラフラと立ち寄ることが多かったです。
調査建物リストの中に、陶器屋さんがあり、ただ店に入って見るだけでは申し訳なかったので、
研修記念に花器を買って帰ってきました。

今週のお花です。
背景も変えて、秋らしくしました。
土塗り
2012年08月24日
先日、ご紹介した姫路のW様邸です。
今日は綺麗に編まれた竹小舞に、土が塗られていました。

前にも書きましたが、土壁とすることで
・室内の調湿効果。
・匂いの分解作用。
・耐震性能UP。等々。
いろいろなメリットがあります。
ただ、時間がかかって手間がかかります。
土が塗られた建物の中で施工状況を確認していると、
一般的な住宅の現場では感じられない、気持ちのいい風が吹き抜けていました。
職人さんが、総出でヘルプに来て下さっていました。

土を塗る左官屋さんに、土を受け渡ししています。
息ピッタリで、ナイスコンビです!(^^)

練り上がった「土」を乗せたトラックです。

2階に運ぶために、大工さんの子どもさん2人も大活躍です。
総勢、8人。
みなさん身内であったり、大工さん仲間であったり。
困った時の助け合いです。
今日は綺麗に編まれた竹小舞に、土が塗られていました。

前にも書きましたが、土壁とすることで
・室内の調湿効果。
・匂いの分解作用。
・耐震性能UP。等々。
いろいろなメリットがあります。
ただ、時間がかかって手間がかかります。
土が塗られた建物の中で施工状況を確認していると、
一般的な住宅の現場では感じられない、気持ちのいい風が吹き抜けていました。
職人さんが、総出でヘルプに来て下さっていました。

土を塗る左官屋さんに、土を受け渡ししています。
息ピッタリで、ナイスコンビです!(^^)

練り上がった「土」を乗せたトラックです。

2階に運ぶために、大工さんの子どもさん2人も大活躍です。
総勢、8人。
みなさん身内であったり、大工さん仲間であったり。
困った時の助け合いです。
ヘリテージマネージャー講習
2012年08月20日
先月から、ヘリテージマネージャーになる講習を受けています。
ヘリテージマネージャーとは、地域に眠る歴史的な建物を、保存・活用していく資格です。
"らしさ"の発見・保存・活用です。
建物も人間もそうですが、新しくするのは簡単。
残しつつ活用していくのは、それの良さを知り、生かしていかなければなりません。
新築するときには大きな想いがあってできたもの。
それを維持できなくなったからと言って、壊して終わりというのは無責任すぎます。
難しいからこそ、どうにかして維持していこうとするところに、良さがあるんですよね。
先週は、木造建築物の継手・仕口について勉強しました。

民家の一部分ですが、金物を使わずに組み立てられています。
それを解体して、再び組み上げるという作業をしました。

複雑な仕口の加工に、調査というより感動しっぱなしでした。

解体してみると、あんな小さな建物なのに、こんなにも部材が使われていました。
その後は、継手・仕口のスケッチ演習です。

円教寺 十妙院の、鴨居の接合部分です。
なんてことない接合部ですが、解体してみると・・・

こんなに複雑になっていました。
力のかけ具合、抜き具合を考慮した上での、この形状になったわけなんですね。
昔の棟梁は、本当に素晴らしいと思います。
スケッチは、ほんとは定規を使わないといけないんでしょうが、フリーハンドで描いてやりました。
ヘリテージマネージャーとは、地域に眠る歴史的な建物を、保存・活用していく資格です。
"らしさ"の発見・保存・活用です。
建物も人間もそうですが、新しくするのは簡単。
残しつつ活用していくのは、それの良さを知り、生かしていかなければなりません。
新築するときには大きな想いがあってできたもの。
それを維持できなくなったからと言って、壊して終わりというのは無責任すぎます。
難しいからこそ、どうにかして維持していこうとするところに、良さがあるんですよね。
先週は、木造建築物の継手・仕口について勉強しました。

民家の一部分ですが、金物を使わずに組み立てられています。
それを解体して、再び組み上げるという作業をしました。

複雑な仕口の加工に、調査というより感動しっぱなしでした。

解体してみると、あんな小さな建物なのに、こんなにも部材が使われていました。
その後は、継手・仕口のスケッチ演習です。

円教寺 十妙院の、鴨居の接合部分です。
なんてことない接合部ですが、解体してみると・・・

こんなに複雑になっていました。
力のかけ具合、抜き具合を考慮した上での、この形状になったわけなんですね。
昔の棟梁は、本当に素晴らしいと思います。
スケッチは、ほんとは定規を使わないといけないんでしょうが、フリーハンドで描いてやりました。